2017年11月15日

絵本から始まる英語学習法

絵本から始まる英語学習法
なぜか、不眠の日が続いています。
睡眠不足か数日前から急に寒くなった気温のせいか、風邪気味です。
頭が痛く鼻水まで出ています。
そんな状態で勉強会に出かけたのですが、風が強く暖房のないお寺の中に
1時間以上座っていたので膝が寒く早めに帰ってきました。

夕食を済ませ、やっと読み終えた本を図書館に返す前に
自分の感想を記録に残したくて文を書いています。

中学校に入り、始めて接した英語はとても新鮮な経験でした。
ローマ字を覚え、辞書を片手に英語で書かれた文章を訳しながら
物語を読む楽しさも覚えました。
しかし、英語で書かれた恋愛小説を読む目標にはまだ到達していません。

生活の中で実際に英語を使う必要は殆どなく
出世や進級のために英語の点数を挙げる必要もありません。
時々、英語の必要性を感じるのは、あまりにもひどい字幕が嫌で
英語を英語のままで理解できたらいいなと思う時だけです。

ピアノが上手になる本や英語学習法に関する本を数多く読みました。
そんな本を読むより実際にピアノを練習しなさいと妹は言います。
水泳がうまくなるために本をいくら読んでも水の中で
練習をしなければ泳げるようにはなりません。
いくら英語がうまくなる学習法を読んでもそれを実践しなければ
英語はうまくなりません。

英語ができるようにするために莫大なお金を使っている国が韓国や日本です。
しかし、英語とはあまりにも離れた言語が韓国語や日本語です。
外国との貿易が盛んではなかく自給自足で生活していた昔は
それほど外国語を学ぶ必要はありませんでした。
一部の学者や通訳のための人々が学ぶだけでよかったのです。

また、幸いにも韓国や日本は自分の独自の文字や言葉を持っているので
英語など外国語の助けがなくても十分に文化生活ができ、
思想を広げることができました。

けれども、交通手段の発達と24時間インターネットで繋がれた世界で生きる現代は
英語という言葉ができる人とできない人は得る情報量から機会まで
極端的に変わります。
選択の幅と情報の量の格差も驚くほど広がります。

そんな情報の格差などによる影響など肌で感じることの出来ないわたしが
英語の必要性を切実に感じるときがあります。
それは、パソコンを使うとき急に出てくる
英語のエラーメッセージの内容を知りたいときです。

そして、いまだに英語への憧れや未練を払いきれずにいます。
そんな私が見つけた数日前に見つけた本が絵本から始まる英語学習法でした。
日本図書館協会で出版した”図書館多読への招待”です。
辞書や文法を忘れてただひたすら英語の絵本を読む方法です。

辞書は引かない、
わからないところは飛ばす、
自分に会わないと思ったらやめて次の本に移るの3原則が面白いです。
今までの英語学習とはまったく反対の学習法は本当に効果があるかな
疑問がわきますが実際の成功事例が沢山載っていました。

この学習法はレベルによって沢山の面白い絵本や本が必要です。
それだから個人よりは図書館で取り込んでいくのが効果があるでしょう。
今も、英語ができる子供に育てるために励んでいる親がいます。
大人になっても様々な必要で英会話教室に通ったり
留学する人が相変わらず増えています。
英語を習得するために費やした努力、時間やお金は莫大でしょう。
そして、それは効果があるでしょうか?

電車の中で必死に英語の単語を覚えている学生を見かけます。
勉強のためにひたすら英語を覚える姿はいじらしいのですが
自分の好きな絵本や本を楽しんで読み続けていく間に
いつの間にか英語が上達できたらどれほど幸せでしょう。

苦痛を感じながらも必要に迫られ英語を学ぶよりは
好きな本を読みながら英語までうまくなるなら
これほどいい学習法はないと思います。

楽にうまくなる秘訣を常に捜し求めているので
早々と試してみようと思っています。
さて、面白い英語の絵本はどこの図書館にあるだろうか?  

Posted by 青い鳥 at 20:17Comments(0)

2017年11月14日

本ー発信力の育て方


本ー発信力の育て方
なかなか自分の主張を発表する場も環境も与えられなかった時代から見れば
今、私たちが生きている世界はある意味、天国のようです。
ネットさえ繋がっていればパソコン,スマホや携帯端末などを使って
いつでも自由に自分の意見や主張などを発信することができるからです。

普段行かない図書館の書架のヤングアダルトコーナーで
14歳の世渡り術シリーズの1冊を借りてきました。
”発信力の育て方”です。
副題はジャーナリストが教える伝えるレッスンです。
ジャーナリストの外岡秀俊さんが書いた本です。

本を読みながら彼が語る様々な主張に大いに共感しました。
”検索エンジンがどれほど優れていてもないものを引き出すことは
できない。仮想空間にある情報から取り出すしかない”という
著者の話はまさにそのとおりだと思いました。

事件、事故を始め色々な事について知りたい時
今はすぐスマホで検索します。
ドラマ”過保護のかほこ”にも何か疑問を持ったら
女主人公のかほこがすぐにノートパソコンを開いて
検索サイトで検索するのを見ました。

利用する側は何気なく使っているのですが、すぐに、また無料で手に入る
ネット上の莫大な情報は誰かが苦労してアップロードしたから利用できるのです。
パソコンが使え、ネットが使え、またその情報を知らせたいと思い、
時間をかけた誰かの労苦があるのです。
しかし、その情報はネット上に載せてない全体から見れば
あまりにも少ない情報かもしれません。

ネットに載っている情報は単純に自分の知識を広めたい、
誰かの役に立ちたい純粋な目的から何かの意図や目的を持った人まで
様々な人の作業の結果です。
しかし、その内容の信憑性について誰かの検証もありません。
その中には信頼できる内容もあればまったくの偽りまであります。
思惑があってわざと流すデマもあれば間違って流す内容まで本当に様々です。
それだからこそ、必ず確認作業が必要になります。

それで特にジャーナリストになる人はネットの検索で安住するよりは
常に現場に出かけ自分の目で確認したり直接人々の話を聞くことが大事だと
著者はいいます。

大いにうなづきながら読みました。
そして、ジャーナリストという職業の役割に就いて語った著者の言葉が
本当に心に響きました。
情報を発信しない、発信できない人々に代わってその人々が言いたいことを
伝えることがジャーナリストの役目だと著者は主張しています。

ネット上にある莫大な主張や情報の裏に隠れて見えない
もっと沢山の情報弱者がいることを思いました。
パソコンが使えない年寄りを始め、閉鎖された政治や宗教の下で
助けを求める方法も力も持ってない、自分の声を出すこともできない
国の人々に代わり彼らの声を届けることができれば
どれほどすばらしいことになるでしょうか。

一人のネット利用者として彼らに対する借りを感じているこのごろです。  

Posted by 青い鳥 at 20:03Comments(0)

2017年10月31日

本ーセンス・オフ・ワンダ

本ーセンス・オフ・ワンダ
説教の原稿がまったく進まないまま時間だけが過ぎています。
20冊も借りてきた本の返却日も近づき、貸し出しの延長をしたのですが
延長できない数冊の本はまだ読み終えてないけれど返さなければなりません。

時々ふっと説教を書かなければとの思いが頭をよぎるのですが
なぜか全然思いが定まらないのです。
説教への負担が重くのしかがり精神的にも追い込まれているので
ついついインターネットやテレビドラマを見て現実から逃げています。

返却日が近づき返す本を整理しながら一気に読んだ1冊の本があります。
レイチぇルーカーソンの作品”センス・オブ・ワンダ”です。
数年前までレイチぇルーカーソンという人の事はまったく知りませんでした。

聖書の学びにいって初めて彼女が書いた”沈黙の春”という本のことを知りました。
早速、図書館で借りてきて読みました。
環境問題をいち早く世界に知らせた一人の海洋生物学者の著書は
とても情緒豊かで生き生きしていました。
最初の所を読み進めていく中、沈黙の春を迎えた自然界の様子が目に浮かび
ぞっとした思いがあります。
しかし、数百ページに上る”沈黙の春”は途中で止まったまま
いまだに読み終えていません。

今回、電車の時間を気にしながら読んだ”センス・オブ・ワンダ”という本は
63ページの薄く、美しい自然の写真もあり読みやすかったのです。
著者であるレイチぇルーカーソンと甥ロジャが過ごした海辺の別荘で
出会った自然との出会いを描いています。

夜空の空を眺めたり、嵐の夜に海辺に出かけ吹き荒れる波の音を聞いたり
山の植物を鑑賞したり、季節の中で虫たちが奏でる音楽を聴いたり
虫眼鏡で広がる小さい世界の住民たちを観察したり、
自然の中で味わうにおいに関する話などとても心を打たれました。

私たちが生きる毎日はすべて驚きの連続です。
しかし、いつでも見られることで私たちは何の感動もなく過ごしています。
それを悲しみ、失ってしまった自然への感動する気持ちを
取り戻してほしいと願って書いたような本でした。

年をとり殆ど自然に対する畏敬や感受性を無くしてしまった大人へ
またまだその世界を知らない子供たちへ
自分が甥と過ごした自然とのかかわりを通して
もう一度すばらしい世界を感じることができるようになることを
望んでいる著者の気持ちが伝わってきます。

花や虫、鳥の名前などを知識として頭の中に入れ込むのではなく
自然の中の美しいものを見て美しいと感じ、新しいものや未知なものに
触れたときの感激、思いやり、憐れみ、驚嘆や愛情などの様々な感情が
いつの間にかその対象となるものについてよく知りたいと思うようになるという
著者の主張に大いに賛成できます。

しかし、いつでも見られるということでついつい日々の中の
きれいな風景や景色、自然の変わり行くさまを疎かにしている
人間の佐賀に悲しみを覚えます。

見ようと思えば毎晩見ることができるために
おそらく一度も見ることのない岬で仰いで見た夜空の話には
私も心からうなづきました。

数日前のことです。
用事があり電車に乗って出かけました。
県境を越えた電車の中で隣に座っていた女子高生の一人が
驚いた声で”美しい”と叫びました。
思わず読んでいた本から目を上げ向かい側の窓を見ました。
そこには赤々と染まっているたそがれが空一面に広がっていました。

体を動かしながら乗客の隙間から見えるその美しい色彩の空に見とれていました。
しかし、その電車の中の殆どの人は何の反応もなく
スマホヤ携帯端末を覗いているだけでした。

夕方になるといつでも現れる何度も見かけた空模様に
誰も関心を向ける事はなくただ女子高生といつまでも成熟しない
大人になりきってない私の二人の観客がいるだけでした。


朝早く太陽が昇る前に見える露の輝き、草花についている水玉
黄昏に染まった空、宝石のように光る海の輝き
空に広がる白い雪のような雲の絨毯
雪の結晶の幻想的な美しさ、、、、
神様が創った数え切れない創造の世界は
人間が作ったどんな高価な宝石よりも美しいのです。

しかし、私たちはいつでも見られる、何回も見た、忙しいなど
いろいろな理由をつけて日々の生活の中で出会う
すばらしい瞬間を見逃しています。

けれども、小さいうちからそんな自然に親しんできた人や
また年をとっていてもその感受性や好奇心を失わずに生きている
人はどれほど豊かな人生を送ることができるでしょう。

私たちが見て、感じたすべては記憶の中に消えることなく
思い出として蓄積されていきます。
そして、時を経てある日、ある場所で鮮明に蘇る瞬間
私たちは忘れていた時間と場所、それをともにした人に
ふただび会うことができるのです。

”センス・オフ・ワンダ”はとてもすばらしい本です。
機会があったらぜひ、一読を!


  

Posted by 青い鳥 at 22:46Comments(0)

2017年10月18日

本ーあなたがピアノを続けるべき11の理由

本ーあなたがピアノを続けるべき11の理由
神学校に入学してから本格的に学んだことの一つがピアノです。
教会の賛美歌の伴奏者を育てるためのレッスンでした。
レッスンを受けるために申し込みに行ったのですが
いろいろな理由をつけてなかなか承諾の返事が降りませんでした。
しかし、熱意を持って頼み、やっとレッスンを受けることができました。

毎週月曜日にレッスンを受け、次のレッスンのときは緊張した気持ちで
ピアノの前に座ったものです。
教室と2箇所の礼拝堂や食堂に合計4台のピアノがありました。
けれども、レッスンが近づくと同級生たちとピアノを奪い合う事もありました。
未来の伴奏者を育てることに情熱を注いでいたピアノ教師の指導は厳しく
熱心に練習したのに先生の前には何故か緊張して思った通りの
演奏ができないもどかしさも味わいました。

実際に実力を試すために朝の礼拝の伴奏が決まったときは
前日まで必死になって練習しました。
しかし、本場に弱く、いつも伴奏は途中で止まったりしました。
その度、落ち込みました。
今でも思い出すと情けないです。

あんなに練習してたピアノも、神学校の卒業と共に一緒に卒業しました。
神学校の先輩の教会に行く事になり、ピアノ伴奏のために
もう一度レッスンを受ける話になりましたがそれもうまく行かず
今はたまにキーボードで好きな曲をひいています。

一生懸命に覚えたコードもほとんど思い出せません。
あ、、、、あの日々の努力はどこに?

一日が終わり横になりその1日を反省するたび、
ピアノの練習をしてないことがいつも気になります。
そんな日々の中、図書館の書架でこの本を見つけました。
”あなたがピアノを続けるべき11の理由”です。

ピアニスト、落語家、哲学者や数学教師など様々な分野で活躍している
人々が職業としてまた趣味として弾いているピアノとの出会いや
それにまつわる思いを語ったのがこの本です。

言葉が通じない外国でもピアノを通して人々とつながる、
ピアノを触れることで広がる人生の豊かさ、
自分の心の奥の感情を発散できることなど
各自が感じたピアノを続けて得た自分なりの感想が励ましになります。

最初なかなか弾けなかった曲がいつの間にか
滑らかに弾けるようになった時の喜びは感じた人しかわかりません。
ある人は好きな曲をピアノで弾きたくてピアノを続けているのかもしれません。
心の安らぎを得るためにピアノに向かう人がいるかもしれません。

ピアノを続ける理由はそれぞれ違うけれど
一度出会った音楽、その中でもピアノを続けることで
素晴らしい世界を体験できると経験者たちは語っているのです。

さあ、私も踏ん張って接続の悪いキーボードをまた取り出して
ピアノの練習に励んでみよう!!!
しかし、ピアノに託した私の夢はいつ開くのだろう!!!
  

Posted by 青い鳥 at 20:23Comments(0)

2017年10月16日

なりすましの被害

なりすましの被害
久しぶりにパソコンを立ち上げてネットに接続しました。
スマホを使ってからはますますパソコンから離れるようになって来ました。
電源を入れてから好きなサイトにたどり着くまでの手順が
ぐんと減るのでついついスマホで済ませているからです。

スマホで一番よく利用するのはユーチューブです。
しかし、ほとんど画面は見ないで音だけ聞いています。
小さい画面から動画を見たり文字をずっと読んでいくのは目がつかれからです。
今でもメールを確認したり、調べたいことを検索して読むのは
ノートパソコンです。

パソコンを使ってからの癖でまずめーるを確認しました。
最近はメールを使っている人も減っていき個人的なメールは一通もなく
味気ない案内メールが幾つか届いていました。
その中の一通がメールサイトからのものでした。
送られた内容を読んで大変な事になっているのを知りました。

誰かが私のIDとパスワードを使って迷惑な行為をしたので
早くパスワードを変更するようにとの警告でした。
慌てて自分が会員登録していたサイトを一つ一つ確認しました。

一箇所では私になりすました誰かが私のIDで
カジノサイトの宣伝リンクを貼っていました。
もう一つのサイトではアクセス自体ができないようになっていました。
あまりにも迷惑な行為が続いたのか運営者が活動停止にしたのです。

インタネットを利用する中で必要に応じて様々なサイトに会員登録しました。
その度、IDやパスワードを作りました。
どれほど会員登録したでしょう?
その殆どのサイトを今はあまり利用していません。
会員登録したことさえ忘れてしまったところも沢山あります。

もっと大変なことはたまにアクセスする時、IDやパスワードなどを
きれいに忘れログインできないことです。
サイトによるとパスワードの作り方さえ色々うるさく
頭を悩ませながら作ったパスワードが全く思い出せないんです。

それでついついパスワードを使いまわしたり、
定期的にパスワードを変更するようにとの警告を無視したのが
こんな状態を招いたようです。

今回のなりすましの事件で思い出したことがあります。
フェイスブックを始めたときです。
私の名前でフェイスブックを使うよう誘うメールや知らせが
私のメール友に送られたことを知って時ゾッとしました。
私の知らないところで私の名前で行われることが不気味でした。

普段親しくしていた人から送られたメールやメッセージ、コメントが
なりすましのものだと見抜くことはなかなかできないと思います。
今も誰かが私になりすましてどのような悪業をしているでしょうか。
それを想像するだけでも気が沈みます。
どうか、神様のみまもりを祈っているだけです。

  

Posted by 青い鳥 at 19:37Comments(0)

2017年09月29日

やさしさに触れる瞬間

やさしさに触れる瞬間
追悼礼拝が終わり帰り道の時のことです。
午後にも予定が入っていたので急いで教会を後にしました。
駅でトイレに行くつもりでしたが電車の出発時間が迫り
やっと乗り換えの駅に着いたので急いでトイレに駆け込みました。

しかし、トイレにはすでに大勢の人々が列を作っていました。
数年前にトイレをきれいに改装しました。
おかげで設備はきれいになりましたがトイレの数が減り
いつも人々の列が出来ています。

10人近くの人々が順番を待つ中一番後ろに立ちました。
待つ人が7人ぐらいに減り順番を待っていた時です。

一番前は高校生のように見える女の子でした。
その後ろには30代前半に見えるお母さんと4,5歳ぐらいの男の子でした。
少ないトイレの中で親子が一緒に入れるところが空きました。
すると自分の順番になっていた女の子が後ろの親子に順番を譲ったのです。

ありがとうと何度も挨拶をして親子はトイレの中に入っていきました。
一番後ろでその様子を見ていた私は思わず笑みを浮かべました。
その思いやりとやさしさに私の心が温かくなりました。

自分がその親切の対象になってなくても、ただその瞬間を見ているだけでも
幸せな気持ちになるのですね。
ちょっとした思いやりの言葉と行動で、とてもうれしい気分になる時があります。
やさしさに触れる瞬間、人々は生きることへの意欲さえ湧き上がったりします。

学校でひどいいじめに会い自殺をしようと思っていた高校生がいました。
休みに入る学期の最終日、つらかった日々に終わりをつげるつもりで
彼はその日、自殺を決心しました。
ロッカーに入っていた自分の用品を取り出して廊下を曲がるとき、
彼は手に持っていた物を床に落としてしまいました。
その時、通りかかった一人の学生が、床にばらばらに落ちたものを
一緒に拾ってあげながら彼に声をかけたのです。

それから二人の会話は進み、二人は仲良しになり
彼は新しい出発をすることになったのです。
一人の命を助けることになったのは小さな親切でした。

トイレの中で順番を譲ることはそこまでの大袈裟な話には発展しないかもしれません。
しかし、そのような小さな親切や思いやりがその社会を幸せなところに変えると思います。

思いやりのない社会、人に無関心な社会はどれほど住みにくい世界でしょう。
そこで暮らす人々は心に余裕のない日々を過ごすことになります。
小さな親切、それを見ただけでも幸せな一日でした。
  

Posted by 青い鳥 at 21:12Comments(0)

2017年09月26日

追悼礼拝

追悼礼拝
毎週日曜日、電車を乗り換えて1時間以上かかる教会に行きます。
教会の牧師が神学校の先輩で少しでも力になりたいだめです。
9月の最後の日曜日には天国礼拝として死者への追悼礼拝が行われました。
亡くなった家族や友人を偲ぶ礼拝です。

家族が持ってきた6人の写真が講壇の前のテーブルに置かれました。
映し出されている人々はみんなとても幸せそうな笑顔です。
写真の中の人々は時が止まったまま残された人々を眺めています。
しかし、残念ながらその素敵な笑顔にまた会うことはできません。

狭い礼拝室に19人もの人々が集まり礼拝を捧げました。
信者さん以外の関係者は全部未信者です。
教会に始めてきた人もいました。

説教の内容は先に天国に行った人々との再会への希望に関するものでした。

礼拝が終わってから信者一人一品として持ってきた食べ物を囲んで
軽い食事を取りました。
子どもたちのためのお菓子や飲み物をはじめ、海苔巻き、唐揚げ、デザート、
ナシやブドウなどの果物までありました。

食事が一段落してからは紅茶を飲みながら参加者全員が自己紹介を兼ねて
亡くなった方との思い出話をしました。
故人の家族の中に高校3年生になる男の子もいました。
愛するお母さんを2年生の時、胃癌で亡くしています。

日々、私たちはだれかとの別れを経験しています。
毎朝、学校や職場に出かける時の家族との別れ、
一日の仕事が終わり職場での同僚や上司、部下との別れ、
学校の帰りの友達との別れ、
寝る前の自分との別れ、
そのすべての別れには常に明日への見えない不安が
潜んでいることを私たちは忘れています。
”また、明日”といつものように別れたのに二度と会えなかった
人々もいるのです。

中には長い病院生活で心の中で別れを準備できた人もいるでしょう。
しかし、たいていの死は予告なしに訪れるものです。

愛する人の死をまだ認められず今でもなかなか受け入れられない人もいました。
牧師は、どきどき耳元で親友の声を聴いたりしていると言いました。
中には耐えられなかった寂しさが時の流れとともに徐々に癒された人もいました。

命をもってこの世に生まれた者はいつかこの世を去る時が来ます。
そして、その別れにはいつも残された人々の悲しみが伴います。
二度と彼らに会えない寂しさが、残された人々を苦しめるのです。
声を聴くことも、笑顔を見ることも、話をすることもできない日々の中で
徐々にその別れを受け入れるように努めるのですが、容易いなことではありません。

この世の命は長くて100年です。
その人生の中で、私たちは誰かと出会い関係を結び、また別れたりします。
親子、恋人、夫婦あるいは親友などといった関係で
幸せな時間を共にした人との別れはいくつになっても悲しいものです。

しかし、イエス様を信じ天国への望みを持っているクリスチャンには
この世の別れはただ悲しみだけで終わるものではありません。
死も涙も病気や苦しみ、別れさえない喜びだけの永遠の国、
天国での再会が待っているからです。
この世では二度と会うことのできなかった
先に召された愛する人々とともに、永遠に生きることができるのです。
喜びの再会が私たちを待っているのです。

イエス様は、私たち一人一人を天国への道へと招かれています。
肉体の死の後で行く天国、しかし、イエス様を信じた瞬間から
私たちはもうイエス様の国、天国で生きることが許されるのです。
どうか、イエス様の愛を受け入れその招待に応える私たちでありますように。
  

Posted by 青い鳥 at 14:24Comments(0)

2017年08月28日

本ーストーリーテラーへの道

本ーストーリーテラーへの道
6月からお話の語り手の養成講座に参加しています。
夏休みになり講座も休みに入りましたがレポートの課題が心を重くします。
夏休みもそろそろ終わりに近づいて来たので急ぎ足で残りの課題を仕上げました。
途中で止まっていた本”ストーリーテラーへの道”を封筒から取り出して
一気に読み終わりました。
287ページにわたる分量の文章がびっしり書かれています。

視力が弱まり小さい文字を読むのが苦になっています。
大好きな読書が思いのままにできなくなり悲しいです。
まだまだ読みたい本がたくさんあるのですがだんだん読書の時間が減るでしょう。
これからはメガネの助けを借りなければなりません。

目がよかった時に優先順位を決めてもっと優れた良い本を読んでいたら
良いのにと今更後悔しています。
しかし、過ぎ去った日々に、若い時に戻ることはできないので
これからはもっと時間を有意義に使いたいのですね。

ストーリーテラーになるための手引書のような本が
ルースソーヤーの”ストーリーテラーへの道”です。
ただハウツー本のように方法や技術を並べるのではなく
ストーリーテリングの起源や歴史から始まりよい語り手になるために
心得るべき事柄についてとても丁寧に辛口を兼ねた文で書いています。
お話をすることはこの世の中で一番優しいけれど良い語り手になるのは
一番難しいことだと著者は本の中で語っています。
そして、良い語り手になる基盤になるのは語り手が経験した
心に残る経験や感動だといいます。

生きている間人々は様々な経験をします。
そして、その様々な経験の中で感じた思いがあまりにも素晴らしく
その感動を自分の中に閉じ込めておくことができないときに
人々はその感動や気持ちを誰かに伝えたくなるものです。

そのように文字のない時代を生きた人々は様々な物語を口伝えで残しました。
数々の物語の中で時の流れを経て忘れられたものもあり
幸いにも文字で残され今まで伝えられたものもあります。
そして語り手はその中でも自分が深い感動を受けた話や
面白かった話などをほかの人と分かち合うのです。

人々に伝えたい話、それでこそその話を語る人から聞く人またその話までが
生き生きした素晴らしい時間に変わりその感動を共にすることができるといいます。
お話はそれが語られている間だけ生きていると著者は言います。
そして、その物語は聞く人々の中でまた広がっていくのです。

テレビやスマホなど私たちを誘惑するメディアが周りを囲んでいます。
絶え間なく私たちの視線を奪いたくて躍起になっているメディアは
私たちの目や心を沈ませることを許しません。
静かなところでただ語り手の話に耳を傾けて物語の世界にふける経験は
忘れられない思い出を残してくれるかもしれません。
しかし、そんな経験はある意味、現代人には贅沢かもしれません。

”ママのスマホになりたい”と作文を書いた小学生の話を聞きました。
スマホに奪われたママに対する少年の心が切なく心が痛みます。
そんな時代に語りの役割はどれほど力を発揮するだろう。
そんな時代だからこそ、語り手が必要なのかもしれませんね。

  

Posted by 青い鳥 at 17:51Comments(0)

2017年08月03日

絵本ーライオンと僕

絵本ーライオンと僕
4年前から中国語の勉強を始めました。
途中で止まったままアップロードされない中国語のドラマを見るためです。
英語字幕のなかったのでこの際、自分で勉強しようと決心したのです。
図書館の書架で色々な初級の本を借りてきて読んだり、
例文を書き写す日々が過ぎていきました。
なかなか慣れなかった声調も少しは聞き分けることが出来るようになり
今はドラマの中で聞き取れる単語が増えています。

ほぼ毎日にのように中国語のドラマを見て
家にいる時は常にスマホで中国語のドラマを聞いています。
最近はまっているドラマは”三生三世十里桃花”と”花千骨”です。
2作品とも神仙が住んでいる世界を描いたファンタジーです。
昔、この種類の小説に夢中になっていた兄のお陰で沢山の本を読みました。
文の中に出て来る慣れない言葉をドラマを通して久しぶりに思い出しています。

語り手の講座の宿題がまだ残っている中、もう8月が始まりました。
朝、夕は結構涼しい風が吹いています。
秋の気配を感じさせる風です。
しかし、収穫のための最後の走りのようで日照りはますます暑くなっているようです。
外出から帰ってきて水道の蛇口を撚ると厚い温水が出ました。
本当に砂漠のような熱気です。(?)
砂漠に行ったことがないので確信できませんが、、、

用事があり出かけた日、普段足を運ばない図書館で中国語の絵本を見つけました。
日本の絵本、ライオンと僕を中国語で翻訳したものです。
パラパラとページをめくって勇気を出して借りてきました。

自分の力で読んで理解できる文章も結構あり嬉しかったです。
絵を見て大体の内容がわかりまた漢字で殆どの意味を推測出来ました。
しかし、中国語の発音で全部読むことは出来ないので中途半端な状態です。
けれども中国語の原書で読む初めての本なのでとても感動しています。

”ライオンと僕”を読みながらアニメ”アナと雪の女王”の歌を思い出しました。
”ありのままの自分を認める”事の大事さをもう一度再確認しました。
異質な二人が大好きな友だちになり仲良く過ごす姿がかわいい絵とともに
短い文章で綴られています。

ページをめくっていく中で友達の家に初めて訪問した時のライオンの緊張と
不安な様子が目に見えるような気がします。
次から次へとライオンを自分たちの思いのままに変えようとする
周りの人々の様子はあまりにも現実的で心が沈みました。
そして、遂に爆発しまったライオンの絵はとても迫力がありました。

人気グループのスマップの歌の中で”世界に一つだけの花”があります。
各自、自分だけの個性があるのに人は何故そんなにも
それを認めたがらないのでしょうか。
絶えず誰かの真似をしたり羨んだり、違う人になりたがっています。
またそのようになるよう求められたりします。
そんな大人の世界を批判したのがこの絵本です。

ありのままの自分や相手を認めて歩む関係はどれほど平安があるでしょう。
そんな友達を持っている人はどれほど幸せでしょう。

愛とは相手の欠点さえも愛することです。
欠点と思われる事が自分を誰かと区別する自分だけの個性かもしれません。
あなたは神様が愛をこめてこの世に送り出した
世界に、いいえ、宇宙に一人しかない存在なのです。
どうか、そんな自分を大事にしてください。
  

Posted by 青い鳥 at 18:38Comments(0)

2017年07月22日

本ーお話を子供に

本ーお話を子供に
講習会の課題で普段あまり手にすることのない本を読でいます。
たまたま時間があり軽い気持ちで語り手を養成する講座に申し込んだのですが
思ったよりかるく済まされない問題になっています。
4冊の本のレポートが終わり最後の課題に取り組んでいます。

講習会で渡された図書目録を参考にして図書館の本棚から借りては返す中で
興味を持って読んだのが松岡享子さんが書いた”お話を子供に”です。

ラジオやテレビが普及し、人々を楽しませた時期がありました。
今は居間で家族とともに同じ番組を楽しむ風景もあまり見られないようで
チャンネルをめぐる争いが懐かしいほどです。
一人1台のパソコンやスマホの時代になりました。
いつでもどこでも自分の好きな番組や映像、音楽などを楽しめる事ができます。

数年前までは電車の中で新聞や文庫本を手にして熱心に読んでいる人々が
結構見られたのですが今は駅のホームから電車の中まで
殆どの人々が小さいスマホや携帯電話の画面を眺めています。

スマホさえあれば退屈という言葉は私達の人生から
縁のない言葉になるのかもしれません。
しかし、面白いという一言で表現されるスマホとの時間が
果たして、私達から何を奪っているのでしょうか?

本や読書からますます離れていく今の世代、またこれからの世代が
作り上げる未来は果たしてどんな世界でしょうか?
強適になってきたスマホを相手に読書の人口を増やすために
図書館で働いている司書や職員たちが一つの対策として
熱心に取り組んでいるのが語りのようです。

文字をまだ読めない子供から文字を覚えてもまだ本を読む楽しさを知らない
子供たちに昔話を耳で聞く体験は読書へ導くとても良い経験になると
著者は説得力のある文章で語っています。

一つの話を時間と努力を掛けて覚えて自分のものにしてから
語る語りは形として何も残らないけれどその場で聞く人々の心に
忘れられない痕跡を残すようです。
語った話が載った本を紹介したらその話を楽しんでいた子供が
その話を実際に自分で読みたいと思うようになり
それがきっかけで本の世界に入ることも出来る著者は言います。

また色々な話を聞きながら子供たちは本の世界を間接的に経験することが出来ます。
時には怖い話や時には胸を打つ感動的な話し、笑いを誘う内容など
一人の語り手によって作り上げる世界は無限に広がります。

そして、それはスマホから得る端末的な楽しみとは比べられない
物を子供たちに残すでしょう。
いくら文明がデジタル化されても人間の心や感情は
アナログの状態からそれほど進歩してないからです。

スマホに子供の心が捉えられないうちにスマホの奴隷になる前に
人間の声で作り上げる素晴らしい物語の世界を体験できる機会を
もっと多くの子供達が得ることが出来ることを望んでいます。
  

Posted by 青い鳥 at 21:54Comments(0)