2016年12月06日

本ー「パチンコに日本人は20年で540兆円使った」

2016年12月6日火曜日
本「パチンコに日本人は20年で540兆円使った」
運動不足に陥るからとできるだけ歩く機会を増やしています。
数日前、聖徳太子の縁の地を歩く企画に参加して1日に5時間近く歩いたので
足の筋肉痛が起こり難儀しています。
万歩計には34,439という数字が記録され、
これは多分今年の一番の歩数記録になるでしょう。

家にいるときは、ユーチューブ中毒になりつつあり起きている間は
常に接続しています。
そのせいで、毎年冊を超えていた読書量がだんだん少なくなっています。
ユーチューブはただ映像を見つめているだけで楽なので
頭を使う読書から離れる原因になっているようです。

久しぶりに訪ねた図書館の書架を見て回るうちに1冊の本が目に止まりました。
”パチンコに日本人は20年で540兆円使った”という衝撃的な題名です。

日本に来て間もない頃、宮殿のように華麗できらびやかな建物に興味を持ち
あれは何かと聞いてそれがパチンコ屋だと知りました。
それから間もなく友達に誘われ初めてパチンコ屋に入りました。
千円で玉を購入して友達が教えた通りやってみたのですが
あっという間にパチンコ玉はパチンコ台の中に消えていきました。
これがパチンコに関する初めての経験でした。

耳が痛いほどうるさい騒音とタバコの煙、煽動的な従業員のマイクの音などが
気になりそれきりパチンコ屋に足を踏み入れたことがありません。
若宮健さんのこの本に表されたパチンコにはまり人生を狂わしてしまった
数々の事例や彼らを取り巻く人々の悩みや苦悩を読んで
本当に深刻なパチンコ中毒の問題を知ることが出来ました。

韓国人宣教師の開拓教会に行っていた頃、日曜日ごとに見た風景は
駅の近くにあったパチンコ屋の前に群がる人だかりでした。
何をしているのか覗いてみたらいい席を取るために開店を待っている人々でした。
さすが日本、そこでも店の従業員が秩序正しく待つ人々に番号札を配っていました。

パチンコという違法な賭博に年間20兆円を浪費しながら
一方で、本の売上が2兆円を割り込んでいるのが日本であると
そんな国がまともな国家なのかと著者は嘆いています。

パチンコ問題に取り組んで批判を書いている著者は
パチンコ依存症に追い込まれ借金問題から自宅で自殺してしまった
友人への弔い合戦をしている書いています。

パチンコにはまり人生を狂わした人々の話では本人だけではなく
幼い子供までも犠牲になっています。
頻繁に報道されていたのは、親がパチンコに夢中になり
駐車場の車の中に放置されてた子供たちの死です。

遊びの場や娯楽がない時代に作られたというパチンコは
今では主婦や年金受給者、生活保護を受ける人々や失業者を獲物にし
震災の被災者の義援金までパチンコ台の中へ消えていく現実です。

孤独感ややることがないから時間つぶしなど
ちょっとしたきっかけでパチンコ屋のホールに立ち寄り
僅かな金額をつぎ込むことから悲劇ははじまります。
そして、それは金や時間、人間関係まで壊す罠へと変わっていくのです。

パチンコ中毒で苦しむ人々からのメールや話は
想像を絶するものです。
40代の主婦で旦那さんの誘いでパチンコを始めた人の話でした。
パチンコに行くためのお金欲しさに犯罪者寸前の夫の様子が書かれていました。
定期代、ガソリン代、医療費、買い物を頼んで渡したかね、
祝い金、保険で戻った金、子供のお年玉や妻の財布から盗んだ金で
パチンコ屋に走る夫を見て苦しむ妻の悲痛な叫びがありました。

そんな状況から脱出したくてもがいている人々が大勢いるのに
日本の国は何をしているのかと著者は厳しく問いただしています。
パチンコ中毒治療のために訪れた医療現場での無関心に傷つき
蟻地国のような出口の見えない暗いトンネルの中で
助けを求めている人々がいます。
どうか、神様、彼らを助けてください!!!

人にはどんな物を持ってしても絶対埋められない心の空洞があります。
そして、人々はそれを満たすために色々なものに走ります。
しかし、その空洞を埋めることのできる方はただ一人
イエス・キリストしかありません。

マタイの福音書11章28節
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は私のところに来なさい。
わたしがあなた方を休ませてあげます。」












  

Posted by 青い鳥 at 11:42Comments(0)