2017年08月28日

本ーストーリーテラーへの道

本ーストーリーテラーへの道
6月からお話の語り手の養成講座に参加しています。
夏休みになり講座も休みに入りましたがレポートの課題が心を重くします。
夏休みもそろそろ終わりに近づいて来たので急ぎ足で残りの課題を仕上げました。
途中で止まっていた本”ストーリーテラーへの道”を封筒から取り出して
一気に読み終わりました。
287ページにわたる分量の文章がびっしり書かれています。

視力が弱まり小さい文字を読むのが苦になっています。
大好きな読書が思いのままにできなくなり悲しいです。
まだまだ読みたい本がたくさんあるのですがだんだん読書の時間が減るでしょう。
これからはメガネの助けを借りなければなりません。

目がよかった時に優先順位を決めてもっと優れた良い本を読んでいたら
良いのにと今更後悔しています。
しかし、過ぎ去った日々に、若い時に戻ることはできないので
これからはもっと時間を有意義に使いたいのですね。

ストーリーテラーになるための手引書のような本が
ルースソーヤーの”ストーリーテラーへの道”です。
ただハウツー本のように方法や技術を並べるのではなく
ストーリーテリングの起源や歴史から始まりよい語り手になるために
心得るべき事柄についてとても丁寧に辛口を兼ねた文で書いています。
お話をすることはこの世の中で一番優しいけれど良い語り手になるのは
一番難しいことだと著者は本の中で語っています。
そして、良い語り手になる基盤になるのは語り手が経験した
心に残る経験や感動だといいます。

生きている間人々は様々な経験をします。
そして、その様々な経験の中で感じた思いがあまりにも素晴らしく
その感動を自分の中に閉じ込めておくことができないときに
人々はその感動や気持ちを誰かに伝えたくなるものです。

そのように文字のない時代を生きた人々は様々な物語を口伝えで残しました。
数々の物語の中で時の流れを経て忘れられたものもあり
幸いにも文字で残され今まで伝えられたものもあります。
そして語り手はその中でも自分が深い感動を受けた話や
面白かった話などをほかの人と分かち合うのです。

人々に伝えたい話、それでこそその話を語る人から聞く人またその話までが
生き生きした素晴らしい時間に変わりその感動を共にすることができるといいます。
お話はそれが語られている間だけ生きていると著者は言います。
そして、その物語は聞く人々の中でまた広がっていくのです。

テレビやスマホなど私たちを誘惑するメディアが周りを囲んでいます。
絶え間なく私たちの視線を奪いたくて躍起になっているメディアは
私たちの目や心を沈ませることを許しません。
静かなところでただ語り手の話に耳を傾けて物語の世界にふける経験は
忘れられない思い出を残してくれるかもしれません。
しかし、そんな経験はある意味、現代人には贅沢かもしれません。

”ママのスマホになりたい”と作文を書いた小学生の話を聞きました。
スマホに奪われたママに対する少年の心が切なく心が痛みます。
そんな時代に語りの役割はどれほど力を発揮するだろう。
そんな時代だからこそ、語り手が必要なのかもしれませんね。

  

Posted by 青い鳥 at 17:51Comments(0)

2017年08月03日

絵本ーライオンと僕

絵本ーライオンと僕
4年前から中国語の勉強を始めました。
途中で止まったままアップロードされない中国語のドラマを見るためです。
英語字幕のなかったのでこの際、自分で勉強しようと決心したのです。
図書館の書架で色々な初級の本を借りてきて読んだり、
例文を書き写す日々が過ぎていきました。
なかなか慣れなかった声調も少しは聞き分けることが出来るようになり
今はドラマの中で聞き取れる単語が増えています。

ほぼ毎日にのように中国語のドラマを見て
家にいる時は常にスマホで中国語のドラマを聞いています。
最近はまっているドラマは”三生三世十里桃花”と”花千骨”です。
2作品とも神仙が住んでいる世界を描いたファンタジーです。
昔、この種類の小説に夢中になっていた兄のお陰で沢山の本を読みました。
文の中に出て来る慣れない言葉をドラマを通して久しぶりに思い出しています。

語り手の講座の宿題がまだ残っている中、もう8月が始まりました。
朝、夕は結構涼しい風が吹いています。
秋の気配を感じさせる風です。
しかし、収穫のための最後の走りのようで日照りはますます暑くなっているようです。
外出から帰ってきて水道の蛇口を撚ると厚い温水が出ました。
本当に砂漠のような熱気です。(?)
砂漠に行ったことがないので確信できませんが、、、

用事があり出かけた日、普段足を運ばない図書館で中国語の絵本を見つけました。
日本の絵本、ライオンと僕を中国語で翻訳したものです。
パラパラとページをめくって勇気を出して借りてきました。

自分の力で読んで理解できる文章も結構あり嬉しかったです。
絵を見て大体の内容がわかりまた漢字で殆どの意味を推測出来ました。
しかし、中国語の発音で全部読むことは出来ないので中途半端な状態です。
けれども中国語の原書で読む初めての本なのでとても感動しています。

”ライオンと僕”を読みながらアニメ”アナと雪の女王”の歌を思い出しました。
”ありのままの自分を認める”事の大事さをもう一度再確認しました。
異質な二人が大好きな友だちになり仲良く過ごす姿がかわいい絵とともに
短い文章で綴られています。

ページをめくっていく中で友達の家に初めて訪問した時のライオンの緊張と
不安な様子が目に見えるような気がします。
次から次へとライオンを自分たちの思いのままに変えようとする
周りの人々の様子はあまりにも現実的で心が沈みました。
そして、遂に爆発しまったライオンの絵はとても迫力がありました。

人気グループのスマップの歌の中で”世界に一つだけの花”があります。
各自、自分だけの個性があるのに人は何故そんなにも
それを認めたがらないのでしょうか。
絶えず誰かの真似をしたり羨んだり、違う人になりたがっています。
またそのようになるよう求められたりします。
そんな大人の世界を批判したのがこの絵本です。

ありのままの自分や相手を認めて歩む関係はどれほど平安があるでしょう。
そんな友達を持っている人はどれほど幸せでしょう。

愛とは相手の欠点さえも愛することです。
欠点と思われる事が自分を誰かと区別する自分だけの個性かもしれません。
あなたは神様が愛をこめてこの世に送り出した
世界に、いいえ、宇宙に一人しかない存在なのです。
どうか、そんな自分を大事にしてください。
  

Posted by 青い鳥 at 18:38Comments(0)