2018年11月23日

本ー「そのもの忘れはスマホ認知症だった」

本ー「そのもの忘れはスマホ認知症だった」
神学校の時には多くて1日2,3回まで更新していたブログが
今はすっかりご無沙汰になっています。
携帯電話がガラケーからスマホに変わり、ユーチューブにハマってからです。

朝から晩までスマホをいじる生活になりほぼ中毒状態です。
そのせいかパソコンを開いてもなかなか思いがまとまらず
ブログを書くのが億劫になっています。

そんな日々が続いている中、図書館の書架を巡っていた
私の目に止まったのがこの本です。
まさに私のことを書いているような気がします。

奥村歩という脳神経外科医者が自分のクリニックに
もの忘れや、睡眠障害などで訪れる患者10万人の脳を診断して
書いた新しい現代病であるスマホ認知症に対する警告書です。

著者が開設している”物忘れ外来”クリニックは地方にもかかわらず
大勢の人が殺到し、毎日100人以上の相談者を迎えているようです。
その年代もいまは高齢者だけではなく30代から4ー50代にまで及んでいるといいます。

大事な会議があることを忘れたり、重要なデータを保存したファイルのパスワードを
忘れたり、取引先の担当者の名前や親しい近所の人の名前が出てこなくなり
買い物に行ったはずのコンビニで何を買いに行ったかを忘れたという
様々な症状を訴える人々はまさに認知症の予備軍です。

これこそスマホなどIT機器に頼りすぎた生活で
脳の機能低下が生じるスマホ認知症の諸症状だと言います。
すでに韓国ではデジタル機器に頼りすぎている若者に
脳損傷者や精神疾患患者と同じような認知能力の低下が
見られたという報告があるのです。

私もスマホになってからは外出するときなどバスや電車の時刻表などを
メモする代わりにスマホのカメラで取るようになりました。
しかし、スマホを外部記憶装置にすると記憶力はどんどん衰えるので
なるべく自分の頭を使って思い出したり覚えたりするようにと著者は言います。

日本では文字として漢字を使っているのですが
最近、漢字が書けなくなっている人が増えているようです。
漢字は普段から手書きで書いていないとどんどん書けなくなっていきます。
パソコンやスマホで変換される漢字のリストから選ぶ生活が長くなるにつれ
ますます漢字が書けなくなっています。

私達の記憶力は昔の人々に比べて著しく落ちています。
携帯の普及とともに電話番号も11桁になり果たしてどれほど
電話番号を覚えているでしょうか。
ほとんど携帯に登録した電話番号を探して電話をかけているので
もし携帯を失くしたり、削除されたら自分の家の電話や家族の電話番号さえ
わからなくなるでしょう。

記憶力の衰えだけではなく著者のクリニックに来て訴える患者たちの症状は
だるさ、疲労感、頭痛、めまい、不眠、肩ごり、腰痛、冷えなど様々です。
私達はそんな症状を体調不良だと簡単に片付けがちですがそんな生活が続くと
自分で考え、判断する力を失っていき認知症の予備軍になりうると著者は警告します。
結局すべてを失っていくのです。

片時もスマホやタブレットを手離すことなくそれに頼った生活は
脳へのインプットされる情報量があまり多すぎて、
脳は情報のゴミ溜め状態になり
過労につながると著者は言います。

また、じっくり考える事をしない、浅く考える機能ーワーキングメモリばかり
酷使し、深く考える機能ー前頭前野をほとんど使わないので
使わなければ退化する筋肉のように、そのうち考える機能も退化していくと言います。

スマホは私達が必要としているほぼすべての機能をアプリを通して
使えるようになっています。
実際に朝は目覚まし時計のアプリで起きて、外出するときは
歩数を計るアプリを使っています。
知らない所に行くときはナビが必須になっています。

朝、目を覚まして夜眠りにつくまで携帯は私たちの一番近くにあります。
道を歩いているときも、食事中やトイレ、お風呂や布団の中まで
携帯を持ち込んでいる人もいるようです。

そんな生活が続くと生活が乱れ、体の異常が現れます。
夜遅くまでスマホやパソコンをやっていると、必ず何らかの睡眠トラブルを
抱えるようになると著者は警告します。
睡眠不足が続くと脳の処理速度が落ちて仕事などのパフォーマンスが落ちると言います。
そして、なかなか寝付くことができない、
眠りが浅くて夜中に目が冷めてしまう、全く眠れないひともいるようです。
私も経験済みですので共感しました。

また、スマホの光による睡眠トラブルが脳に大ダメージを与えると言います。
人体の睡眠と覚醒のリズムは光によってコントロールされているので
朝、太陽の光をキャッチするとセロトニンというホルモンが分泌されて心身を覚醒させ
夜太陽が沈んで暗くなるとメラトニンというホルモンが分泌され
心身を睡眠モードに変えるそうです。

しかし、夜間に強い光を浴びているとメラトニンの分泌が抑えられてしまうと言います。
スマホや様々な電子機器から発するブルーライトの問題をここで知りました。
知り合いからブルーライト遮断の話を聞き私も数ヶ月前から
ブルーライト遮断アプリを使っています。

けれども一番の解決方法はスマホを賢く利用するよう努めて努力する事です。
スマホを一回手に入れるとスマホを離すことはほぼ不可能な気がします。
あまりにも便利で面白い機能やアプリと情報で退屈する時間がありません。

しかし、その楽しいスマホを使いすぎると私達は何を失っていくのでしょう?
学力、睡眠時間、体力、視力、脳機能、
コミュニケーション能力などが失われていくと著者は言います。
そんなスマホを使いすぎている現代人への助言としての著者が紹介する生き方です。

とても参考になる内容ですので興味のある方はどうぞお試しください。

*意識的に情報のインプットを減らし、意識的にアウトプットを増やして
脳のバランスをとるようにする。
*入ってくる情報をしっかり吟味して一つ一つの情報を深く考えたり、
判断したりする習慣をつける。

*日向ぼっこをして脳を休める、ゆっくり散歩をする。

*”直ぐに検索”をやめてみる。

*ナビになるべく頼らない。

*リアルな体験を大事にする。
できるだけ人に会ったり直接足を運んだりする。

*夜、寝ながらスマホはやらない。
*寝る前1時間はスマホ、パソコン、タブレッとを使用しない。

*朝起きたら、太陽の光を浴びる
*起きてすぐにスマホをチェックしない
*食事中、会話中はスマホはやらない

*ネットで検索する前に自分の頭で1分考える癖をつける
*ネットで調べ物をしたあとは手書きでメモをとる
*コピペはせずに自分の頭で考えた文章を書く
*書くという作業は脳にとって得難いアウトプットの機会

*ゲームをするなら対人頭脳ゲームをする
将棋・囲碁、チェス、オセロ

*1日に3人、家族、会社関係以外の人と話をする
*脳をなまらせないためには足を運ぶ手間暇を惜しまないことが大事
*本は本屋さんで買う、映画は映画館で見る
*自分の興味のある本棚だけではなく色々な本棚を見て回る
*旅をするなら手作りの旅をする

*頭を使って相手と駆け引きをする運動をする
ゴルフ、社交ダンス、テニス、草野球、バレーボール、卓球など

*昼寝は積極的にするが時間は30分以内

*1日の最後に数行の行動日記をつける

*意識的に四季の変化を感じ取るようにしていく
春はお花見、夏は花火、秋は紅葉狩り、冬は餅つきなど
季節の行事やレジャーはできるだけ大切に

*脳は繋がり次第で何歳になっても成長するので
人とつながる、情報とつながる、自然とつながる
*頭を使って深く考える、五感を使って人や自然とリアルに交流する
*電子的つながりよりも体験的つながりを増やす。

*脳の力を発揮するにはアウトプットが欠かせない

*今の自分にとって本当に必要な情報はなにか、
今自分が一番にやるべきことはなにか、、
今の自分の人生に足りないものは何なのか
そういうことを自分の足元にスポットを当てて見つめ直していく
その際は深く考える時間、ぼんやりする時間、
リアルに人や自然と接する時間をたっぷり割いて自分の行動を決めていく。

189ページの本を夢中になって読みました。
もの忘れが気になっていたので自分の生活を省み
少しづつでも直していきたいと思っています。
  

Posted by 青い鳥 at 11:13Comments(0)

2018年11月14日

ボランティアガイド会の定例会と懇親会


ボランティアガイド会の定例会と懇親会
医者から健康のために運動をするようにと進められ
歩くために始めたのがボランティアガイドの活動です。
地域を案内するのがボランティアガイドの仕事です。

時間さえあれば外出できる機会としてできる限り参加しています。
しかし、いつも下調べの歩きで、本番の観光案内は一回も経験したことがありません。
会に入ってから最初の自己紹介のときにも
健康のために歩く目的で入会しましたと告白しました。

ガイドの方法は2つにあります。
ガイド会のメンバーが自主的に案内する場所を考えて、
参加者を集める企画ガイドと地域の名所などを見たいお客からの依頼ガイドがあります。

結構評判がよく、毎年依頼が来る行事なども
幾つか定着しつつあります。

方向音痴で一人で歩くのもあまり自信のない私は
できる限り色々な歩きに努めて参加しています。
道も詳しく観光情報も知っている人の案内で
自然の中を歩くのはいつも楽しい時間です。

3つのチームで別れて行うので自分が所属しているチーム以外にも
他のチームの下見や応援などに参加すると、結構な回数を歩くことが出来ます。
積極的に参加した成果もあり、だいぶ体の調子も良くなりました。

ボランティア会を立ち上げた1期生や2,期生など先輩たちの
活躍は歴史や地域に関する情報などボランティアの次元を超えて
本格的でびっくりしました。
ここまで真剣にするのと思い感心しました。
真似できないほど素晴らしいです。

先輩たちの活躍が活発でいつも”私は研修中です”の一言で
今まで気楽に活動していました。
そろそろガイドにも加わるようにと進められている中
相変わらずのんきに生活していました。

しかし、11月の定例会と懇親会に参加し
ぼっとしているうちにうまいこと口車に乗せられ
いつの間にか役人を務めるようになりました。

先輩のKさんから”はじめてのことに挑戦するように”と言われ
きっぱりと断ることが出来ませんでした。
いつも辛いことから逃げている自分をなんとか変えたいと思うのですが
なかなか出来ません。
そんな私が自分の意志ではないけれど役員を務めるという一つの挑戦です。

朝9時にバス停で待ち合わせて市役所のバスで
定例会が行われる場所まで移動しました。
午前中は定例会がありお昼を食べてから午後は映画”男はつらいよ”を見ました。
ガイドに使えるようにとの計らいで選ばれた地域の風景が出る映画です。

お昼のときは色々なおかずの入ったお弁当を食べました。
久しぶりにおかずを残す経験をしました。
食事の後はひとり1分の自己紹介をすることになり
みんなそれぞれ会に参加しての思いや感謝を述べる時間でした。
私は歴史などの勉強をしてガイドができるように挑戦したいと述べました。

平成が終わり、新しい年号が始まる来年、
私の人生にまた新たな挑戦が始まります。
果たして来年はどんな年になるだろう!!!
  

Posted by 青い鳥 at 22:41Comments(0)